小豆島町
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しょうどしまちょう 小豆島町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 四国地方 | ||||
都道府県 | 香川県 | ||||
郡 | 小豆郡 | ||||
市町村コード | 37324-9 | ||||
法人番号 | 3000020373249 | ||||
面積 |
95.59km2 | ||||
総人口 |
12,730人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 133人/km2 | ||||
隣接自治体 |
小豆郡土庄町 (海を隔てて隣接) 高松市、さぬき市 兵庫県姫路市 | ||||
町の木 | オリーブ | ||||
町の花 | オリーブ | ||||
マスコット | オリーブしまちゃん | ||||
小豆島町役場 | |||||
町長 | 大江正彦 | ||||
所在地 |
〒761-4492 香川県小豆郡小豆島町片城 甲44−95 北緯34度28分47秒 東経134度18分32秒 / 北緯34.47981189度 東経134.30885018度座標: 北緯34度28分47秒 東経134度18分32秒 / 北緯34.47981189度 東経134.30885018度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
小豆島町(しょうどしまちょう)は、香川県の小豆郡に属する町。
日本におけるオリーブ栽培の発祥地とされる。素麺、醤油、佃煮の生産も多い。
地理
[編集]瀬戸内海の小豆島の南東部に位置する。なお、小豆島の北端は当町域にあり香川県の最北端でもある。
- 山:嶮岨山、飯神山、段山、白浜山、大麻山
- 池:中山池、新中山池
- ダム:殿川ダム、粟地ダム、吉田ダム、内海ダム
- 島:(いずれも無人島)弁天島、花寿波島、風ノ子島、城ヶ島
気候
[編集]内海(1991年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 19.4 (66.9) |
23.9 (75) |
24.9 (76.8) |
29.4 (84.9) |
30.9 (87.6) |
35.3 (95.5) |
37.5 (99.5) |
38.4 (101.1) |
37.8 (100) |
31.7 (89.1) |
27.2 (81) |
21.4 (70.5) |
38.4 (101.1) |
平均最高気温 °C (°F) | 9.6 (49.3) |
10.3 (50.5) |
13.6 (56.5) |
19.0 (66.2) |
23.6 (74.5) |
26.5 (79.7) |
30.5 (86.9) |
32.3 (90.1) |
28.5 (83.3) |
23.1 (73.6) |
17.5 (63.5) |
12.2 (54) |
20.5 (68.9) |
日平均気温 °C (°F) | 5.6 (42.1) |
5.9 (42.6) |
8.8 (47.8) |
13.9 (57) |
18.5 (65.3) |
22.1 (71.8) |
26.1 (79) |
27.4 (81.3) |
24.0 (75.2) |
18.6 (65.5) |
13.2 (55.8) |
8.1 (46.6) |
16.0 (60.8) |
平均最低気温 °C (°F) | 1.9 (35.4) |
1.9 (35.4) |
4.3 (39.7) |
9.2 (48.6) |
14.0 (57.2) |
18.5 (65.3) |
22.8 (73) |
24.0 (75.2) |
20.5 (68.9) |
14.8 (58.6) |
9.3 (48.7) |
4.4 (39.9) |
12.1 (53.8) |
最低気温記録 °C (°F) | −4.7 (23.5) |
−6.6 (20.1) |
−4.7 (23.5) |
−0.6 (30.9) |
5.3 (41.5) |
10.8 (51.4) |
15.5 (59.9) |
16.6 (61.9) |
11.8 (53.2) |
4.9 (40.8) |
1.3 (34.3) |
−3.1 (26.4) |
−6.6 (20.1) |
降水量 mm (inch) | 36.7 (1.445) |
43.2 (1.701) |
77.6 (3.055) |
78.4 (3.087) |
113.9 (4.484) |
156.7 (6.169) |
164.9 (6.492) |
116.7 (4.594) |
175.6 (6.913) |
118.6 (4.669) |
54.4 (2.142) |
42.9 (1.689) |
1,161.3 (45.72) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 5.6 | 6.9 | 9.4 | 9.2 | 8.9 | 10.6 | 9.5 | 6.4 | 8.6 | 7.7 | 6.3 | 5.9 | 94.9 |
平均月間日照時間 | 154.1 | 144.9 | 177.5 | 197.2 | 208.7 | 159.4 | 189.3 | 220.0 | 155.5 | 163.0 | 150.1 | 151.3 | 2,074.5 |
出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
出典2:気象庁[1] |
歴史
[編集]沿革
[編集]行政
[編集]- 町長:大江正彦(2022年4月23日就任、1期目)
歴代町長
[編集]代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
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初代 | 坂下一朗 | 2006年4月23日[3] | 2010年4月22日[3] | 旧内海町長[3] |
2代 | 塩田幸雄 | 2010年4月23日[3] | 2018年4月22日[3] | |
3代 | 松本篤 | 2018年4月23日[4] | 2022年4月22日[4] | |
4代 | 大江正彦 | 2022年4月23日[5] | 現職 |
議会
[編集]町議会
[編集]- 定数:14人
- 任期:2018年4月23日 - 2022年4月22日
- 議長:谷康男
- 副議長:藤本傳夫
県議会
[編集]→詳細は「2023年香川県議会議員選挙」を参照
- 選挙区:小豆郡選挙区
- 定数:2人
- 投票日:2023年4月9日
- 当日有権者数:23,035人
- 投票率:59.47%
候補者名 | 当落 | 年齢 | 党派名 | 新旧別 | 得票数 |
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谷久浩一 | 当 | 55 | 自由民主党 | 現 | 5,616票 |
小泉敦 | 当 | 40 | 無所属 | 新 | 4,859票 |
黒島啓 | 落 | 81 | 自由民主党 | 現 | 3,060票 |
衆議院
[編集]当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
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当 | 小川淳也 | 50 | 立憲民主党 | 前 | 90,267票 | ○ |
比当 | 平井卓也 | 63 | 自由民主党 | 前 | 70,827票 | ○ |
町川順子 | 62 | 日本維新の会 | 新 | 15,888票 | ○ |
経済
[編集]産業
[編集]- 主な産業
- 醤油産業
- 佃煮産業
- 手延べ素麺づくり
- 産業人口
- 特産品
姉妹都市・提携都市
[編集]小豆島町には日本国内に姉妹都市2市がある。また、小豆島(小豆島町と土庄町の2町)として「姉妹島」関係を結んだ提携が1件ある。
日本国内
[編集]- 安土桃山時代から江戸時代初期にかけ、茨木城主片桐且元が小豆島代官を務めていたという歴史的な縁があり[7]、ともに著名な文学者を生んだ土地(茨木の川端康成(茨木市名誉市民)、小豆島の壺井栄(小豆島町名誉町民))という共通性がある[7]とされる。海のない茨木市が、青少年の健全育成に資することができる瀬戸内海沿岸の市町との交流先を探していたところから、姉妹都市締結に至る[7]。小豆島町の発足後は再協定を結び、交流を継承。
- 島原の乱後、荒廃した島原半島に小豆島から多くの移住者があった縁(田浦村から十数戸が移り住んだのが皮切り)[8]。
- 南有馬町長らが「祖先の地」小豆島を訪問、その後1年余りで内海町との姉妹町盟約に発展[9]。2006年、平成の大合併に伴いそれぞれ南島原市と小豆島町が発足するが、新市町の姉妹都市関係として継承された。
日本国外
[編集]- 観光施設「太陽の丘ピースパーク」(1973年開園、2004年以後休業状態)の「平和の鐘」の絵葉書を見たギリシャのウミガメ保護活動家リリー・E・ベニセロス(地中海海亀協会メンバー)が、鐘楼の頂塔(オリーブの花をあしらったもの)がウミガメに似ていることに愛着を感じ、1988年に香川県知事を通じて小豆島と地中海の島との姉妹島提携を提起、当時の小豆郡3町(土庄町・池田町・内海町)の町長・議会も提案を受け入れ。ギリシャ側の提携先としてミロス島が選ばれる。1989年6月、3町議会および広域行政議会において「ミロス島との姉妹島提携」を議決し、10月にミロス島代表団を小豆島に迎えて提携議定書調印式が行われた[10][11]。なお、提携当時はミロス島側にも2市町(ミロス市・アダマンタス町 (Adamantas) )があったが、合併により現在はミロス市1市になっている[10]。交流基盤として1990年[10]に小豆島国際友好協会が設立され、子供のホームステイなどの事業が行われている[11]。
地域
[編集]人口
[編集]小豆島町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 小豆島町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 小豆島町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
小豆島町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
健康
[編集]- 平均年齢
教育
[編集]現存する学校
[編集]- 幼稚園
- せいけんじこども園
- 小豆島こどもセンター
- 星城幼稚園
- 安田幼稚園
- 苗羽幼稚園
- 橘こども園
- 福田こども園
- 小学校
- 中学校
- 高等学校
- 特別支援学校
交通
[編集]空港
[編集]- 町内にはない。
船舶
[編集]県都である高松市と本州側では兵庫県の姫路市と神戸市を結ぶフェリー航路が発着する。
- 坂手港 - 神戸港・高松港行き発着港。ジャンボフェリーが運航。
- 草壁港 - 高松港行き発着港。内海フェリーがフェリーを運航(2021年3月末で休止[12])。
- 福田港 - 姫路港行き発着港。小豆島フェリーのフェリーが就航。
- 池田港 - 高松港行き発着港。国際両備フェリーのフェリーが運航。
索道
[編集]バス路線
[編集]道路
[編集]- 高速道路
- 町内を含め、小豆島内に高速道路、インターチェンジは存在しない。
- 一般国道
- 県道
- 香川県道26号土庄福田線
- 香川県道27号土庄神懸線
- 香川県道28号坂手港線
- 香川県道29号寒霞渓公園線
- 香川県道31号嶮岨山線
- 香川県道246号福田港神懸線
- 香川県道248号橘大角坂手港線
- 香川県道249号田浦坂手港線
- 香川県道250号三都港平木線
- 香川県道251号蒲野西村線
- 香川県道252号上庄池田線
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]- 真言宗別格本山弘法の滝護国寺(中山2599):(日本でも屈指の霊泉が境内奥地にある弘法の滝より涌出している)
- 中山の千枚田 (日本棚田百選、小豆島唯一の棚田)
- 春日神社 (中山農村歌舞伎、10月に開催)
- 亀山八幡宮
- 池田の桟敷 - 国の重要有形民俗文化財
- 寒霞渓 (瀬戸内海国立公園、日本三大奇勝の一つ、四季の中でも秋の紅葉が素晴らしい。絶景を望みながらのロープウェイもある)
- 小豆島シーサイドゴルフクラブ - 小豆島で唯一のリゾートゴルフコース。全ホール瀬戸内海の絶景を眺めながらラウンドできるのが特徴。
- 小豆島八十八箇所霊場 - 弘法大師(空海)ゆかりといわれる霊場。
- 皇子神社の社叢 (国指定の天然記念物)
- 地蔵崎灯台 (四国十景・讃岐百景に指定)
- 星ヶ城址 (小豆島最高峰(817m)南北朝時代に、南朝方の佐々木三郎左衛門尉飽浦信胤により築城)
- 小豆島ふるさと村
- 手延そうめん館 (小豆島手延べそうめんの製造工程から伝統の技まで学べる施設)
- 小豆島オリーブ公園
- オリーブ記念館
- 小豆島オートビレッジYOSHIDA (温泉施設、オートキャンプ場)
- サンオリーブ (露天風呂付の温浴施設、トレーニングルーム、多目的ホール等の温泉を利用した健康増進施設)
- オリーブ園
- 二十四の瞳映画村 - 二十四の瞳(1987年版)のオープンセットを改築、保存した建物など。
- 苗羽小学校田浦分校(旧田浦尋常小学校) - 二十四の瞳の舞台、明治35年竣工の小豆島町内に残る唯一の初期小学校)
- 四方指展望台
- 醤の郷 - 近代醤油蔵建築の日本最大の集積地。近代化産業遺産12件、国の登録有形文化財90件を含む醤油蔵、諸味蔵、佃煮工場が並ぶ。
- マルキン醤油記念館
- 小豆島温泉
- かつて存在した施設など
小豆島町を舞台とした作品
[編集]出身者
[編集]政界・経済界
[編集]文化界
[編集]芸能界
[編集]スポーツ選手
[編集]脚注
[編集]- ^ “内海 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2024年3月22日閲覧。
- ^ 図典 日本の市町村章 p194
- ^ a b c d e “歴代小豆島町長”. 小豆島町. 2019年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月3日閲覧。
- ^ a b 小豆島町企画財政課『広報しょうどしま(2018年5月号)No.146』(PDF)(レポート)2018年5月1日、5頁 。2024年6月3日閲覧。
- ^ 小豆島町企画財政課『広報しょうどしま(2022年5月号)No.194』(PDF)(レポート)2022年5月1日、3頁 。2024年6月1日閲覧。
- ^ “姉妹都市・小豆島町”. 茨木市. 2020年1月15日閲覧。
- ^ a b c “町長の「八日目の蝉」記(平成22年10月分)”. 小豆島町. 2020年1月15日閲覧。
- ^ “特集 ふるさとの名は小豆島” (pdf). 広報南島原2011年8月号. 南島原市. p. 3. 2020年1月15日閲覧。
- ^ “特集 ふるさとの名は小豆島” (pdf). 広報南島原2011年8月号. 南島原市. pp. 4-5. 2020年1月15日閲覧。
- ^ a b c d “当該提携の概要 小豆島2町 ミロス”. 姉妹(友好)提携情報. 自治体国際化協会. 2020年1月15日閲覧。
- ^ a b c “香川県小豆島 - ミロス島”. 在ギリシャ日本国大使館. 2020年1月15日閲覧。
- ^ “両備グループ、高松―小豆島フェリー会社の経営権取得”. 日経電子版. (2020年9月11日) 2020年9月11日閲覧。
- ^ “THE MAYOR①”. 瀬戸内しまラジ!. エフエム香川 (2022年7月4日). 2024年6月1日閲覧。
- ^ 広報うちのみ(2005年4月号)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 行政
- 観光
- 地図
- 小豆島町に関連する地理データ - オープンストリートマップ
- 地図 - Google マップ
- 香川県小豆郡小豆島町 (37324A2006) | 歴史的行政区域データセットβ版 - Geoshapeリポジトリ